歌詞のようなブログ

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Fizzle

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■Fizzle おぞましい出来事は 時にリアリティを深めて ぼくに襲いかかる 彼女からの言葉が そっとおくれて着弾した 「あの日の晩よ 間違いない あなたが避妊をしていなかったからデキたのよ」 *複数の男とつきあってて どうしてそれが ぼくだとわかる? それにあの日は きみは「ピルを飲んでる」って言ってたじゃないか? 「神を冒とくする気なの?わたしにはわかるの これは神の思し召しなのよ」 ぼくが身体からぼくが抜け...

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古い手紙

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■古い手紙昔さびしい男がいて そのさびしさゆえに男を愛した女がいた人間嫌いで頑(かたく)なで愛し方も知らぬ男を愛した女がいた今も男はあんまり変わっていないがダメ男の典型 理屈のように生きる古い手紙に 震える手で書きつくしたどの言葉も嘘で 書く傍(そば)から破り捨てた古い手紙に しまい込んだかなしみたち蓋(ふた)をした それ以降 心閉ざし 恋などしない昔かなしい男がいて そのかなしさゆえに かなしく終...

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男太鼓

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■男太鼓ヨッ!兄さんよ見ちゃいられない そのバチさばき腰を入れろよ たましい込めろ自分ひとりじゃないぞみんなが揃って はじめて太鼓だぞ俺がみせてやる みだれ打ち男太鼓 男ごころをいっちょ よう ドドントドンとよドドンと打ち鳴らせ 天(そら)に届くまでヨッ ! じいさんよ ドカンと決めよう そうその調子 ここは男衆(おとこ)の 晴れの舞台さしろい晒(さらし)を締めてほれ はだかで行く 気持ちが揃ったら...

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催花雨(さいかう)

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■催花雨(さいかう)きみは長く押し黙ったあとでやっとかぼそい声で話しはじめてくれたよ途切れがちな会話 電波が悪いから雑音がかなり大きく聞こえてくるね仕方ないよねあれから 一年はかるく経ってるからでもきみを惑わせるつもりなんかはないんだあの約束のことごめんねと僕が言いかけたらきみが急にはなしを遮(さえぎ)ってどうか謝らないでと泣きそうな声で言う結婚の話 きみの家族に反対されて泣く泣く あきらめた 僕は...

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春唄

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■春唄いつだって 好きになれただろうあなただったら どうしてもなぜだって 好きになっただろうわたしたち だから そうなった*あなたとだけ出逢うためにこれまでたくさん別れて泣いて来た引き寄せられたこの場所とみちびかれたこの時が重なるとき 縁(えにし)にむすばれるこれがもしかして それなのすずめが 飛ぶこの日あなたの中にわたしをそれとなく見ている おそい春 *どこからか どこまでも行くだろうわたしたち...

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しあわせは急ぎ足で行ってしまう

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■しあわせは急ぎ足で行ってしまう かなしみの次はしあわせとは限らない かなしみは長く居着くものだから 今あなたとこうしているしあわせ ふたりして大事にしていたいの 思いがけないことで ほんの油断をしただけで しあわせは急ぎ足で行ってしまう しあわせは急ぎ足で行ってしまう しあわせはきっと見つけてゆくものなのね しあわせは向こうから来てくれない 今あなたと生きてられるしあわせ これこそを大切にしたいのよ つなぎ...

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斑鳩(いかるが)

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■斑鳩(いかるが)斑鳩(いかるが)に着いたバスは小さく煙りのこした看板通りに 歩いてゆけば境内が見えてくる毎週 ふたりで寺社(てらやしろ)に 足をはこぶの 仏像を見ると 気持ちがなごむ気持ちがやさしくなるああ都忘れの花が散るなにか話さなくても 伝わる気持ちがある         シャツに染み込む 春蝉の声このあたり とても落ち着くのよ仕事のこととか聞きもしないし話もしないふたりでいられる 時間が大...

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ちいさな歴史

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■ちいさな歴史今日という日に生まれて来るいのちと去ってゆくたくさんのいのちすべてがどれもかけがえのないたったひとつしかない ちいさな歴史毎朝早く通学路を掃除してるあのおばさんは勲章はもらえないけどとても素晴らしいひと地味な仕事を毎日コツコツとやって決して目立たないあのおじさんはコワモテだけどとても美しいひとどのひとにもあるいい所を見ようよ 得意なことを磨きたい世界をPositiveな力で押し上げて行こうよ...

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絶句

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■絶句バンドネオン弾き なにか弾いてくれないかバンドネオン弾き 僕の暗がりを照らすそんな曲をリクエストするよ何もかもが今夜 上滑りのジョークのようで 居心地悪いよおれは雨音にさえ軽べつされてる彼女は出て行ったよ面映ゆく 微笑み浮かべおれときたら やたら煙草吸うだけだった そん時の心境は 絶句バンドネオン弾き 本当のやさしさってバンドネオン弾き たぶんきびしいものだよひとを駄目にするのもやさしささつ...

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家族スケッチ

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■家族スケッチ午後のひざしもゆれて仲睦まじい家族スケッチそんなものに憧れてた 今年はひとりで 春花壇の準備をしている  花と咲くものは きれいなものだけじゃない生臭いものも どす黒いものも時に花として咲くいろんな花言葉にうずもれて 庭の手入れをしていたらふと 涙が手におちてきたちいさなぼくの次男が きみに手を引かれ 最後に振り向いたあのまなざしをぼくは今も覚えている そう 覚えているんだぼくに欠けて...

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