歌詞のようなブログ

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歌枕

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■歌枕

かなしみは幸せのプレゼンター あたしに言わせれば
だからかなしい目に遭っても 泣くだけ泣いて次に行く
ちょっと子守歌代わりに あんたに聞かせるよ
あたしの歌はほろ苦い 肌から肌に 忍んでく

巫女(みこ)に見えるかい 色おんなに見えるかい
欲は身を滅ぼすと知っている あたし

タダほど怖いものはないと 
カミさんたち見て そう思うでしょ?

躙(にじ)り口から 忍んでおいで
特別な茶席を設けるから
男は誰もしらふのオオトラ 構われたがりたち

粗茶ですが 一服どうぞ 
何もかも忘れて きれいごとなら捨てて
人間は欲にまみれた けものなんだから
たわいないこと 話しながら 夜の徒然(つれづれ)に 歌枕

正解なんてないに等しいかも あたしが思うには
裏の裏は裏だったり 事の真相はどうやら
わかりはしないもの 嘘もまこともそう
同じさ 自分の都合が いいことを答えと言いたがる

血が近いと そう こじれるはなしだってね
時に 赤の他人ならわかってくれる

代々継がれている茶碗
愛でながら そっと あんた見つめる

草花かざり そこに会す
失くした時を待つ 茶室は宇宙
お守りみたいに手を握るから あんたも今を忘れて

粗茶ですが 一服どうぞ
素性など訊いてない 今の気分で答えて
人間は時に 汚れて 生きちまうから
かわいいことを 歌いながら 夜の深まりに 歌枕



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