うちにおいでよ
0■うちにおいでよ
うちにおいでよ ぼくの嫁さんに
おひさまみたいな きみにいてほしい
もの思うラッシュどき ハンドルもたれ
将来の ことなんか 真面目に かんがえたよ
ふたりなら 夕日さえ きれいにおもえるだろう
きみのほかに いらない
うちに嫁においでよ
今までずっと ひとりで生きたけど
きみとだったなら しあわせだろうな
この世でふたりだけが わかるものある
目の前に たからもの あると気づいたやっと
お互いに 近すぎたから これまで見えなかった
最後 最後に ひとり
きみが ぼくに残った
おふくろがはめていた 形見の指輪
なんとなく きみならば 似合う気がしているよ
このむらの ひとたちに きみもすぐ馴染む
その身 ひとつでおいで
うちに嫁においでよ