歌詞のようなブログ

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あの悲しみはよかった

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■あの悲しみはよかった

進路指導のたびに 無口になる 
きみと川べりの通学路 ゆっくり
一緒に帰ったあの日

会話は尻切れトンボ 押している
自転車のチェーンの音だけがしてた
斜めの夕日やけにまぶしく

離ればなれよね だね
わかってたけど 本当に決まると
もう会えなくなるんだなあって実感する

彼女がそう言ったときふと 僕はこみ上げて涙流しはじめた
そのとき彼女も涙ぐみながら ポツリ言ったんだ

あの悲しみはよかった きっといつかそう思えるよ
あんなにせつなくて悲しい気持ち二度と味わえない
あの悲しみはよかった 全身で恋をしてたから
悲しかったけど あの悲しみはよかった そう思えるからって

いくつかの季節 そう 卒業して
みんなそれなりの顔する けれども
大人の振りしてるだけ

距離が隔てるんじゃないんだ 
心が線引きしてくんだ きみにふと
伸ばしかけやめた手のように

なつかしいきみは もう
顔はぼやけて くちびるの印象
さよならってそれだけは今も憶えてるんだ

同窓会でと言いかけた 僕にそういうこととは違うと彼女
受験頑張ってコクン頭下げ そう 気遣ってくれた

あの悲しみはよかった いつか泣ける そう思えるよ
殻(から)を逆に被(かぶ)るような 人生の時が過ぎてく
あの悲しみはよかった 僕たちだったからよかった
今目を細める あの悲しみはよかった あゝ よかったんだよ

あの悲しみはよかった きっといつかそう思えるよ
あんなせつなくて悲しい気持ち二度と味わえない
あの悲しみはよかった 全身で恋をしてたから
悲しかったけど あの悲しみはよかった 今なら思える


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