歌詞のようなブログ

MENU

泥濘(でいねい)の中から

0

■泥濘(でいねい)の中から

血の中におぼえがあるような
おまえははげしい歌だった
匿名で暮らさざるを得ない
人生を俺は案じていた

きっと淋しい女だったんだね
偲(しの)んで飲む奴は俺だけ
おまえがいなくなってもどこにも
淋しがる奴なんていないよ

おまえが別れてきた過去が
どうにもおまえを許してくれないらしい

ゴロツキまでもが安堵の息をつく
正統派の男たちは せいせいする
鐘は鳴る 鐘は鳴る
おまえが死んだと噂が走る 色めき立ってよろこぶ歓楽街 
舗道打ちつける雨は まるでパレードの拍手のようさ

まだわたしは愛を知らないと
俺の誘いを袖にしたね
似て非なる者が近しいように
氷のよなおまえ熱かった

真実なんてひとそれぞれさ
おまえをめぐるインチキなデマ
吹聴される噂のどれもが
嘘であり本当であるように

仮の住所、仮の名前に
終(つい)にはすべての者はそうなるものなのか

今度生まれたら 心など持たない
透明なしずくのようなものになりたいと
云っていた あの笑顔 
泣くもんかと涙こぼしてた おまえが呼ぶよう 泥濘の中から
この雨はまるで毒づくおまえのドレスの裾のようだ 

おまえが別れてきた過去が
どうにもおまえを許してくれないらしい

ゴロツキまでもが安堵の息をつく
正統派の男たちは せいせいする
鐘は鳴る 鐘は鳴る
おまえが死んだと噂が走る 色めきたってよろこぶ歓楽街 
舗道打ちつける雨は まるでパレードの拍手のようさ


lowkeytut-16.jpg


SHARE

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。