歌詞のようなブログ

MENU

返し文

0

■返し文

誰か私を呼ぶ それは風でしたか
海にしらせが舞う それは海鳥でしたか
涙が光るしるし それは石でしたか
深い草に埋もれ 咲くのは花でしたか

※もうはるか昔から この島には
ひとはいなくなったと聞く
波がかなしみを洗っているよ

ゆらり陽ざし 私はしゃがみこんで聴いている

誰にも脈々とながれる血には 
奪われたたいのちの声もきざまれている

あってないようなものだと 吐き捨てられれば
長い沈黙のあと ふと誰もが胸を突かれる想いに ぶつかる ※

どこにもいない 自分を 探したら
まるでここにいるようです
波がまたひとつ静まる今

時は絶えず訪れる 決して消えはしないよ

私は私を抱きしめ生きてる
他に代わりはいない 自分という存在

抱きしめるようにそらへ この身差し出せば
文字も何もないけど 生きる私こそが 他でもない返し文

軸にふれたように 鳥たちが一勢に飛び立つ
泣いて生まれてくるものたちは 
遠い記憶に耳を欹(そばだ)て 息しているよ 

※ くり返し



1芭蕉布 






SHARE

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。