歌詞のようなブログ

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Elisabetta

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■Elisabetta

Patioを抜けた 奥の寝室
ゴブラン織りの絨毯を転げて
愛しあった

水晶のよな 乳房が透けて
月の鑑(かがみ)に 夜を映していた
罪なおんな

今は亡き父の亡霊と暮らす
Elisabetta
美しい愛人だった
Elisabetta

誘惑している Elisabetta
翠(みどり)の目
慈悲深き母性を湛えて(たた)えているけれど
冷徹な血が流れている Elisabetta

父が生きてる頃から密かに
彼女とは実は通じていた
狂気の沙汰さ

暴走熱の ような企み
僕らに巡って ワインの毒をあおり
父は死んだよ

マロニエ通りの外れの部屋で
Elisabetta
今は質素にくらしてる
Elisabetta

僕との間に Elisabetta
生まれた子を
父の子と偽って 手にした遺産で
国を支配しようとする Elisabetta

僕が抱くたびに Elisabetta
まどろむよに
気怠く寝返りして 四季折々の
草花の薫(かお)りを撒き散らす Elisabetta


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