歌詞のようなブログ

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想葬曲

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■想葬曲

アンドロイドのように 死んでゆくの
高貴なる儀式の中で
彼に愛撫され 私の記号は消えてゆく

もう一度生まれなおして
もう一度彼と生きていきたい

紅一点の彼女のセリフ 身振り手振りも
人工皮膚のドロイドのようで

僕たちの喝采は店内に響きわたる

おなじみのCafeで今日もなごんでいる
5人は昔からよく知る仲だし
友情とも愛情ともつかない
想いを共有してる男女だった

怪我で部活をやめた 奴がつぶやく
大人にはなりたくはないよ
ギブス姿が まるでロック・スターのようだ

一個の林檎があっても
分け合うよりまるごとかじりたい

5人は未来に明るくない 国じゅうのひと
不安を感じないひとはいない

ただ流れてゆくのならどこでも同じだよね

Cafeの窓から見ている 交叉点に
吐き出されるひとごみのように そうさ
僕たちもなんにも知らないうちに
自分の人生すら取り過ぎるの?

女は無駄な買い物をして時間を埋める
男はほぼ買い物しないのに消費される

アンドロイドのように 死んでゆくの
高貴なる儀式の中で
彼に愛撫され 私の記号は消えてゆく

もう一度生まれなおして
もう一度彼と生きていきたい




Emma-Stern-Nielsen-for-VOGUE-Taiwan-by-Enrique-Vega-02 想葬

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