歌詞のようなブログ

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11のバガテル

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■11のバガテル

ごらん 僕らの田圃は水を湛(たた)え
渡る風のすがしさに糸蜻蛉(いととんぼ)
ふたりがかりで植えた水稲(なえ)はまたそよぎ
さながら生命(いのち)のコンチェルト奏でる

手塩に掛け 身を粉にして 
育てる この11反(たん)のバガテルは
僕らの子供のようなもの

風よ 天(そら)よ 見守っておくれ
丁寧に生きてゆきたい これからもっと
地に足をしっかりとつけて
きみに心を尽くしたい まるでふたりみたいだ 
雨にみだれ舞う 燃ゆる蛍火

ぼくが 一部上場の会社を辞めて
田舎で暮らそうときみに言ったとき
あっさりと賛成してくれてありがとう
不思議だ 血がこのしごとを覚えていた

遺伝子レベルで出会うよ
村のひとたちは未熟なぼくら受け入れ
後継ぎにしてくれたんだよ

風や 天(そら)に 習って生きたい
襟(えり)正し生きてゆきたい 背すじを伸ばし
この土地から生えてきたように
きみにただ夢みてる樹のようなもの 
そのようもので僕はありたい

見えないけれど 仏の掌の露
僕らに光がかすかに宿る

手塩に掛け 身を粉にして 
育てる この11反(たん)のバガテルは
僕らの子供のようなもの

風よ 天(そら)よ 見守っておくれ
丁寧に生きてゆきたい これからもっと
地に足をしっかりとつけて
きみに心を尽くしたい まるでふたりみたいだ 
雨にみだれ舞う 燃ゆる蛍火


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