歌詞のようなブログ

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御荷鉾(みかぼ)の三束雨 (さんぞくあめ)

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■御荷鉾(みかぼ)の三束雨 (さんぞくあめ)

野良猫だって 帰り道を知っている
餌の在処も 罠も知っていて
忍びやかに真夜中をすり抜ける
特にこんな篠突く雨ならば

なのに私は 何をしているのかしら
電車乗り継ぎ おぼつかぬ足で
郊外の駅まで彼をつけてきた
素性の知れない女の顔で

檀(まゆみ)の木の下 赤火が灯っている
部屋のドアからは彼の帰りを
出迎える女の声と
手が泳ぐ

私 何がしたいのかしら 自分が怖い
私 彼の何を突き止めたら気が済む 怖い
夜がまわる 時計とは違う時をきざんで
私自分が思い出せない

独身だから 帰らなくてもいいよと
手料理なんか ほめられて私
すっかりそのつもりで用意もしてた

馬鹿ねあそばれて どっちもどっちなのよ
あそび返してやるぐらいのこと
したらいいのにと友だち
言うけれど

私 彼は憎くないのよ 自分が憎い
私 彼に何をするつもりか記憶ない 怖い
夜がまわる 時計とは違う時をきざんで
私 自分が許せなくなる

血を見るぐらいわけないわ 女は
私は 朝までアパートを見上げてた
わかれという名の殺意が芽生えてた

檀(まゆみ)の木の下 赤火が灯っている
部屋のドアからは彼の帰りを
出迎える女の声と
手が泳ぐ

私 何がしたいのかしら 自分が怖い
私 彼の何を突き止めたら気が済む 怖い
夜がまわる 時計とは違う時をきざんで
私自分が思い出せない



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