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歌詞のようなブログ

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挽歌

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■挽歌

血の中におぼえがあるような
おまえははげしい歌だった
匿名で暮らさざるを得ない
人生を俺は案じていた

きっと淋しい女だったんだね
偲(しの)んで飲む奴は俺だけ
おまえがいなくなってもどこにも
淋しがる奴なんていないよ

おまえが別れてきた過去が
どうにもおまえを許してくれないらしい

ゴロツキまでもが安堵の息をつく
正統派の男たちは せいせいする
鐘は鳴る 鐘は鳴る
おまえが死んだと噂が走る 色めき立ってよろこぶ歓楽街 
舗道打ちつける雨は まるでパレードの拍手のようさ

街燈にながれるようにゆれる
ひとは夜盗蛾のようなもの
ひとときの光にあつまっては
つかの間 羽ばたいて 消えていく

真実なんてひとそれぞれさ
おまえをめぐるインチキなデマ
吹聴される噂のどれもが
嘘であり本当であるように

仮の住所、仮の名前に
終(つい)にはすべての者はそうなるものなのか

今度生まれたら 心など持たない
透明なしずくのようなものになりたいと
云っていた あの笑顔 
最後には笑うしかないのよと おまえはドレスの裾を翻した
ひとは自分の歩幅でしか生きられないと雨は言う

おまえが別れてきた過去が
どうにもおまえを許してくれないらしい

ゴロツキまでもが安堵の息をつく
正統派の男たちは せいせいする
鐘は鳴る 鐘は鳴る
おまえが死んだと噂が走る 色めきたってよろこぶ歓楽街 
舗道打ちつける雨は まるでパレードの拍手のようさ




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