歌詞のようなブログ

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花は散る

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■夏葡萄

夏の浅葱(あさぎ)色 すがしく
たずさえた鉢をみくらべては
あのひとと語らう

憩いなごむ時 しばらく
草花たちの声に耳寄せ
無邪気な目をしてる

その会は「花偲ぶ」という 
月一で人生を終えかけた人びとが
咲く花を愛でる
花は散るから花だとあのひとは言う

あのひとの庭に こうして
鉢植えをとおして入ってる
そんな気になってる

かなしみの痣(あざ)が 色濃く
あのひとには残っているから
それゆえうつくしい

花にばかり気を取られるが
茎や葉っぱのほうが人生の主役なのだ
花殻摘むたび
枯れるもの みないとしい あのひとは言う



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