歌詞のようなブログ

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タメールの柩(ひつぎ)

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■タメールの柩(ひつぎ)

タメールの柩には赤い薔薇の
冠それだけしかなかったという
なきがらもないのに死んだのだと
謎めく伝説となりつたえられる

亡き王のあと 愛人の身ながら
女帝として
長きに渡り 名をはせていたが

政(まつりごと)には 光と影が絶えず交錯する
禁じられた恋におちたのか
真相はさだかではないけれど
牢(ろう)に入れられたという噂

タメールには想いびといたという
それが誰なのか特定はできない
部屋には絶えず女官が身を護り
大きな扇で風を送った

客をもてなし 上気するその頬
パッと紅さす
きゅうくつな想いたのしんでたのか

心を許す腹心に 盛られたか 謀(はか)られたのか
すべてをすてて生きているのか
いとしいお方のもとへ行ったか
壁画のタメールはこたえない

亡き王のあと 呪術にも詳しく
女帝として
国の栄華を 見つめつづけてたが

憶測だけが 渦巻き タメールは語り継がれる
禁じられた恋におちたのか
タメールが姿を消してから
国は衰え やがて滅びた




My_Queen_Elizabeth.jpg






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