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熾火(おきび)

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■燠火(おきび)

かなしみはとても燃えやすいから
わたしはそれを暖炉に投げ入れる
はやく灰になることを願って
思い出という薪(まき)をそっとくべる

美しさは苦悩と共にある
やさしさのそばには傷もある

わたしには何もない しかし生きている
あたためて 心の火に手をかざして

きみよ きみよ そのこころは 今なにを映す
きみよ きみよ そのこころは なにをたどる
見るがいい くるしいひとほど燃える火は大きい
そのくるしみは次の火へと継がれ 燠火(おきび)となる

ひとの世はいつも借りの姿よ
ひとの世に終(つ)いの住処なんてない
はずみで生まれ はずみで死んでく
言葉の重さと命の軽さよ

ひとはなぜかくもひとであるのか
ひとは泣きながらひとになるのか

わたしには何もない しかし夢がある
想いさえ 信じられれば果てしない

きみよ きみよ その瞳は 今なにを見てる
きみよ きみよ その足音は どこに向かう
よごれても くりかえしきみはひとへとなってゆく
夢はぐれたときほど夢がわかる 燠火(おきび)よ尽きるな



シーケンス 07_1

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