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歌詞のようなブログ

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退(ひ)く日

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■退(ひ)く日

はりつめた会場は 落胆のため息で 
しばらく時がとまっていた
もつれあう試合の ゴール直前で 
ぼくはタックルにつぶされた

無冠の王者 かるく一礼したら
ユニホームたち 風にはためいた

観客たちが帰った 誰もいない会場で
きみがぼくらに手を振ってた
消えかけた白線が なにかを告げていた
届かせてよ 届かせてよ ぼくたちの歌を

誰もが声援を浴びて 退く日を迎えるわけじゃない
退かざるを得なくて 退くひとがいることを
きみだけはなぜかわかってくれる気がした

社会人でもぼくはそう 好きなことがやれたし 
結果だけがすべてだけれど
これしかないことを つきつめてこれたから 
ぼくは負けでもいいとおもう

ぼくたちの代で チームがとぎれるのは
きっとなにかの 引き合わせだった

ぼくは何度も問うだろう ほんとにやり切ったか
持てるちから出し切ったかと
容赦ない現実に 打ちのめされても
またこれから ぼくはどこかで 走りつづけるさ

誰もが花道をあるき退く日を迎えるわけじゃない
くやしさに涙して それでも胸張るぼくを
見せたかったから 今日きみを誘ってみた



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