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歌詞のようなブログ

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しづ心なく

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■しづ心なく

ただで済むと思うなよと 言いたげに
春雷がふたりを切り取る車の中
私もずいぶん見くびられたもんね
あなたは煙草吸いけむり口移しする

膿(う)んで腫(は)れて爛(ただ)れて皮膚も剥がれる
こんなにも散るだけなのに咲くものは何
ましろきものは多くを語ることなく
ましろきものは汚れた姿をさらすよ

男と女がおりまして うしろに黒子がおりまして
三味線(しゃみ)が鳴りまして
逃げる浮世に 散りかかる 浪しぶき ささ、参ろうか

しづ心なく しづ心なく 春というのは
しづ心なく しづ心なく 血迷うばかり
しづ心なく しづ心なく 心などいなくなれ

ピアスを開ける度にあなたに会いたい
その髪の匂いに乱れる腕の中
ナシにしてもいいよ嘘にしてもいいよ
どこ走っても浄土はないと同じこと

男と女でなくなれば なンにもなくなる筈もなく
浄瑠璃のように
綺麗な布で 顔隠す 道行きに ささ、参ろうぞ

しづ心なく しづ心なく 風の手引きに
しづ心なく しづ心なく さ迷うばかり
しづ心なく しづ心なく 泣いてなどいるものか

あなた恋しと棄てさせた
親兄弟より近くの他人
この袖からあなたに
うすべにの花吹雪





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