Cabin Sweet
0
■Cabin Sweetあなたは来なかった列車は定時に滑り出したわかれは 首にくい込む真珠のネックレス氷河列車はゆくまるで運河をわけてくように乗客は降りる駅の名前さえ知らない果たされないままにやくそくだけがそっと浮かんで白馬車が曳(ひ)く柩(なきがら)が私であるようにCabin Sweet かがみに映るこの私は 誰なのゆびさきのけむりを肌に巻いてまどろみましょう理由(わけ)があるのならば私は恋なんてしなかったグラスのキ...
このカテゴリーに該当する記事はありません。