ワルツはもう誰とも踊らない
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■ワルツはもう誰とも踊らないもう思い出はふりむかない抱きしめてもきみはいない影のない男は正装して恋の亡霊の手を取るブロンズ像だけが抱擁してるシャトー 痛みだけが生きてるということ愛したことさえ 百も嘘ふたりはアイロニーワルツはもう誰とも踊らない時は絹ずれの音 molto allargandoワルツはもう誰をも愛さない からっぽなサロンを 静けさが満たす死神はきっと生きている1ペソの価値すらない今蔦(つた)の葉が病んだ...
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