きみがいる場所
0■きみがいる場所
きみに出逢ってしまったら もうお手上げさ
とても他人とは思えないんだよ
自分がいちばん近い他人だったとは
今まで気づかなかったよ
わずらわしさのせい 忙しさのせいだと
特定のひとはつくらずに来てた
思い出のない世界で 存在を消して
僕は成立していたんだよ
*わたしたちが花壇なら あなたは花で
私は土になりたいわ そんなこと言うきみに
ついぼくの心は留守になる
きみの言葉は甘美なひびきで
まったくもって何語にも訳せない
きみがいる場所 そこは太陽なのさ
きみがいる場所 そこは愛ある場所さ
僕にとって きみが今生きていることは
なんて大きなことなんだろう *
一緒にキッチンに立って作っていこう
僕ももしかして料理されるのか
愛はロマンチックな料理 きみは言うよ
出来るだけ美味しいのを食べてみたい
疑問を感じたり しないようにいつでも
難しいことはあえて避けてきた
人生の半分 放ってた問題を
解くため作られてるとあとで知る
こんなこと想像するなんて無理だよ
今こうしてきみといると 嬉しさひときわしみる
心次第で世界は変わる
やすませないで 愛をつづけたい
対象のない信仰だよ これって
きみがいる場所 そこは僕の居場所さ
きみがいる場所 風にもきみが浮かぶ
僕にとって きみと時を分かち合うことは
なんて大きなことなんだろう
*くり返し