平日の太陽
0■平日の太陽
赤のサンダル手に握りしめ
はだしであなたに手を振る私
きみの無鉄砲さが好きだよと
あなたに言われて胸ドギマギした
あれが最初だったね あなたときたら
屈託(くったく)のない顔で
冗談でしょう?と私も笑い飛ばせると
思ってたのに
バカねバカね 友だちの彼なのに
好きになっちゃいけないと思うから
余計好きな気持ち とめられなかった
漢字の読み方間違えると
誤変換みたいと突っこまれるし
将来のことを ものともしない
無分別さであなた愛すしかない
大人のルールは そう撤廃(てっぱい)しよう
そうはなしてるけれど
友だちの気持ち考えると罪悪感
苛(さいな)まれるの
バカねバカね いつかわかれるなんて
つきあってる恋人(ひと)はいないけれど
いつか終わると思えば 泣けるくらい好き
あれが最初だったね あなたときたら
屈託(くったく)のない顔で
冗談でしょう?と私も笑い飛ばせると
思ってたのに
バカねバカね 友だちの彼なのに
好きになっちゃいけないと思うから
余計好きな気持ち とめられなかった