もう逢えなくなるかもしれない
0■もう逢えなくなるかもしれない
目を伏せて聞いている
この胸に降る音を
なぜかなしくなるのだろう
愛している ただそれだけ
なのにどこまでも そう
迷い込むこのストーリー
もう逢えなくなるかもしれない
君を愛することで
ひとりになる 僕がいる
もう逢えなくなるかもしれない
これ以上誰かを
もう二度と 愛せない きみほどに
なのになぜ心を手放してしまえる
完全を信じたら
きりがなくつらくなる
これはどんな運命(さだめ)なのか
この痛み なにを試すの
最後にふたり ここに
残されて抱きあってるのに
もう逢えなくなるかもしれない
雨だれはやさしいのに
涙のしずくつめたい
もう逢えなくなるかもしれない
手のひら差しだすけど
怖いのは さよならじゃない 君を
束縛しようとしている僕が怖い
手に入れるものより 多くを失うけど
失うことからも きっと何かを手にするの
もう逢えなくなるかもしれない
君を愛することで
ひとりになる 僕がいる
もう逢えなくなるかもしれない
これ以上誰かを
もう二度と 愛せない きみほどに
なのになぜ心を手放してしまえる