■STARダスト
冬のはくちょう座を
ボンネットにもたれ見てる
近すぎても心見えない
最初と最後がおなじならいいね
忘れることを忘れてよ
忘れ難きひとよ
忘却の彼方にふたり
いつもいるから
思い出させて 僕たちの日々を
過去のものに しまうまで
見えないものが つないだすべてが
そう眠りにつくまで STARダスト
たとえば太陽と
月のむすばれない恋は
永遠に終わりをしらずに
くりかえしどこまでもつづいてゆく
忘れることを忘れてよ
人生のたからは
灰から生まれる そうさ
恋を忘れても
すべての電源を おとすと深い
夜の音が聞こえるよ
きみのまつ毛に 髪に星が降る
ただよう光の河 Starダスト