リターン・オブ・パナマ
0■リターン・オブ・パナマ
風の色もあなたをとどめ
呼んでる運河の水も
あなたをおぼえてる
このからだから雫のように
あなたがどうして今も
こんなにあふれてる
午後の白さに ふと遠くなる
グラスの氷よ 思い出をねむらせて
時はなぜ喪失ばかり 置いてゆくの
いないのに あなたは わたしにふれてくる
リターン・オブ・パナマ
その見つめ方その笑い方
どんなくせだってわたしは
忘れていたくない
歌詞のある歌 なぜかつらくて
ピアノの音だけ 気休めに聞いている
時の背中さざめかせて 微風(かぜ)のように
あなたは吹いてる 姿はなくても
リターン・オブ・パナマ
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