■Ruby
フロントグラスを叩く
大粒の雨つぶ一個一個に
赤信号が透けて
僕はRuby Ruby Ruby
きみのいないサイドシートみつめ
おもわずうなだれる
青信号は何の意味もなさない
クラクションが僕の車をせかしてる
Ruby Ruby Ruby
どの端末つかっても
きみにつながらない焦る気持ち
全血液が涙に
変わりRuby Ruby Ruby
どんなに洗っても僕の嘘は
きみからは消えない
クレカの明細にもまだきみはいるのに
怒号のように僕は車をとばす
Ruby Ruby Ruby
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