Sleeping Beautiness
0■Sleeping Beautiness
淡いシェードのすきまから
漏れてくる光に横たわる
きみは豊かな体を向けて
カカオの肌僕にあずける
ソーダのぬけたスコッチ
昨夜ふたり何を話したのだろう
もうしばらくは こうしていよう
太陽が呼んでいるけど
海のまばたきに照らされていよう
漂う Sleeping Beautiness
恋をして怪我(けが)をした時には
長引くのは男のほうだよ
女はあっさりと切り捨てて
怪我ごと 男ごと 捨ててゆく
はちみつ色の朝日よ
消さないで 僕らを縁どる余韻
今しばらくはまどろんでよう
愛に死ねたら本望さ
気怠さがいいね 呼吸ひとつずつ
キスする Sleeping Beautiness
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