■燦(きらめき)
きみは燦(きらめき)を残した
たった一言さよならと
その時僕は かなしみの
燦(きらめき)にくずれ落ちた
透明な血 涙零れる燦(きらめき)
届かない世界のひろさに 泣いた
風が耳の中で鳴っていた
そんなにもきみはきみでいた
きみは燦(きらめき)を残した
ありがとうは最後の言葉
胸 えぐる きみのナイフの
燦(きらめき)が眩し過ぎた
呼びとめない 時とともに過ぎるものは
過ぎさせるのがいい 心はくるしくても
あの燦(きらめき)が時に疼(うず)くと
こんなにも僕は僕でいる
きみは燦(きらめき)を残した
たった一言さよならと
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