トレーラー・ソング
0■トレーラー・ソング
錆びた銀貨のような月
どこまで追いてくる
流れるトレーラー
骨身にしみる ハード・ワーク
積み荷おろしても 重い過去さ
家族なんて 似合わぬ俺さ
おまえがあの子を
抱いて出てく姿が胸をよぎる
Driving Midnight Yeh 俺もひとの子さ
ハンドルにもたれ泣く日もある
どんなに走っても 走っても
おまえは俺を走り抜けてくれない
どこぞのSAにはそう
美人が多いらしい
そんな話題につられ
なんとか今日をつないでる
人生の負債 俺なんかは
いつ払い終えるのだろう
日々を食いつなぐ
綱渡りのロープ いつか堕ちても
Driving Midnight Yeh 俺は走りつづける
さもなくばそう 死んでしまうのさ
生きるための近道 なんてない
抜け道もないのさ おまえで行き止まり
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