■マドゥ(あなたへ)
はだかでいるわ タバコの香水つけて
ベッドにすわり つめをそっと磨くのよ
すべてが甘い嘆きのなか
あなたはもう来ない
わかっちゃいないのね
なんにもわかっちゃいない 二人とも
もうさよならしかない場所へ
わたしを置いてゆくのなら
せめて電話をかけてる振りをやめさせて
ふたりはきっと 何も選べなかったから
このさよならは 運命だったとおもうわ
二度と想わなくなるように
かなしみもたのしむわ
喧嘩する相手が
いるだけよかったことを 今知るの
なつかしいもののなかにそう
今夜の涙を見つめてる
昔の記憶にすでにわかれもあったわ
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