墓地にて 03,2021 0 ■墓地にていつの間にか あしがむいている週末に 墓地に行く見知らぬひとの 墓標のまえに花たむけ 帰るのよそれがわたしの憩(いこ)いになったあのひとと別れてから世界がどんなに明るくさざめいても私には完全な暗闇があるあのひとには知らせなかったふたりの子供が生まれたとただ過ぎるだけのひとは景色ね失恋もいい眺めよなぜか絶望にさえもそう救われる気がするのよ世界がどんなに楽しくしゃべってても私には完璧な沈黙がある 「歌詞のようなブログ」※タップして下さい。 SHARE