春雷
0■春雷
「どうするつもりなの」息をとめる私に
「どうにもしないさ」あなたは諫める
みんな煙草のけむりの向こう
グラスを行き交うのは とどろく光の影
絆なんてない なさけなんてない
あるのは薄情なただの打算
外は春雷 うなじ抱きとめたら また元の木阿弥
「ただじゃ済まんからね」
知り尽くしてるはずの別れだけが
今一番わからない
欲しいものの順に 失くしていくけれど
あなたがあなたでいる限りきっと
根付の鈴は ずっと鳴りつづける
今だけが在るために バチが当たっていい
愛が見えたてきたならその時こそ
ふたりは両想いのお・わ・りなのね
春雷 私がいなくなる 黒髪がうねり狂う
「ええかげんにせえよ」
知り尽くしてるはずの別れだけが
今一番わからない
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