夏のわすれん坊たち
0■夏のわすれん坊たち
一晩だけの夢にしていいよ
あとは何にもなかったと
照りつける陽射しのせいにして
いっそきみを抱きしめてしまおうか
肌のぬくみだけ こうして感じればいい
陽だまりを抱く女(ひと)よ
淡いまなざしをくれるのか
だけど本当は嫉妬している
きみを抱き きみを過ぎた男たちのことを
つれない過去に戸を立てて
忘れていいよ 忘れていいよ 通りすぎた出来事たち
つらすぎる昨日に知らん顔して 黙りとおそう
きみも僕もみんな夏のわすれん坊たちさ
誰も素性を 語りはしない
この身に落ちる 宿命(さだめ)あれど
云わずともわかる何かありて
僕はきみを儚んでしまいたい
寂しさの行方を ふと 風に問いかけてる
硝子の心拾う女(ひと)よ
そっと今だけは 聴いてくれるか
かなしいことたくさんあって思わず口を
つぐんでいる 僕らはそれでも生きようとするだろ
かすかな未来(あす)が忘れもの
何も出来なくて 何も出来なくて だけど何かしようとしてた
無我夢中で相手の傷押さえてたら それも愛さ
ないと云って総てあった わすれん坊たちさ
「歌詞のようなブログ」
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