Ballet
0■Ballet
すこしずつ踊りの輪がとまるように
ふたりの何かが変わってしまった
すこしずつ抱き留めるうでのちからが
萎えるようにふたり何かを落としてきた
兄妹で愛しあうことは
咎(とが)められることなのですか
綺麗な華を咲かせるため 他の蕾は摘むのよ
Ballet Ballet そこらじゅう愛を散らしながら
Ballet Ballet 兄と秘密を重ねていた
あのフェッテ・アン・トゥール・ナン
育ての母が知るまでは Ballet
血が繋がってなくてもふたりは家族
しきたりに従わなくちゃいけない
引き離すちからのほうが勝ってゆき
他人でいることをそう余儀なくされた
怒りの穂が夕風に
血を流す海原のよう
宝石を手に入れるまで そう 口を慎みなさい
Ballet Ballet これはほんのたとえ話ね
Ballet Ballet 知り合う男を兄と呼んだ
マリウス・プティパも振り付けない
わたしは孤独と踊るの Ballet
ましてやわたし 男よ
「歌詞のようなブログ」
※タップして下さい