遊糸(あそぶいと)
0■遊糸(あそぶいと)
そばにいるほど 触れもせで
愛の深さに 言えもせで
陽ざしにそっと振り返るように
くるり風吹く向こうがわ
ふわりふたりは泳ぐたび
心やかれて届かぬ世界へ
挨拶のように こともなげに
愛と言ったら 愛していない証拠
近づき過ぎて見えないよ
優し過ぎたら 悲しいよ
言葉に尽くせぬ想いが
もう思い出の顔をする 光る蜘蛛の巣わらう
互い違いにきざまれる
時計の針がじゃまをする
言葉過ぎるとただの嘘になる
行動もせずに ただ座って
夢見ているだけじゃそれは夢ではない事
真っ直ぐ過ぎてそっぽ向く
ためらうだけじゃ 腹が立つ
自分のさびしさだけを聞き
もう忘れてる振りをする 遊糸(あそぶいと)とらわれて
「歌詞のようなブロ
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