一枚の絵
0■一枚の絵
わたしがいる東京が日の入りの頃
あなたが住むブエノスアイレスは日の出
ふたりはおなじ太陽を今みつめている
飽きもせずおなじ一枚の絵を描いてる
違う景色の中で同じ太陽
胸で育つ情愛がおなじ光に揺れる
空も海もどこかでつながっているから
風になれたら いつもそばにいられるね
ひとつの太陽を通して お互いもっと会おう
2人の戦地に武器はない 紛争は形を変え
寂寞の空の下 離れても使命に燃えて戦う
病める人の健やかさについて語らう
貧困とは繁栄のそばにあると言う
あの時別れたからふたり 今こんなにわかりあえる
信仰のように思う
私たちの時間は
時計とは違うものと
距離を越えて 日々を映し また刻まれてゆく
わたしがいる東京が日の入りの頃
あなたが住むブエノスアイレスは日の出
ふたりはおなじ太陽を今みつめている
これからもおなじ一枚の絵を描いてる
「歌詞のようなブログ」
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