夏のわすれん坊たち
0■夏のわすれん坊たち
だけど本当は嫉妬している
きみを抱き きみを過ぎた男たちのことを
そっとふざけて肩抱くふりして
この指が きみを殺めたら僕のものになるか
陽だまりを抱く女(ひと)よ
淡いまなざしをくれるのか
忘れていいよ 忘れていいよ 今夜のことも
通りすぎた出来事たち
つらすぎる昨日に知らん顔して 黙りとおそう
きみも僕もみんな夏のわすれん坊たちさ
誰も素性を 語りはしない
ゆきずりの日々に 身をくぐらせてくだけだ
そっとつれなく戸を立てていても
正直な そんなよこがおをきみだけが知らない
したたかなほどにただ
僕を騙してもいいんだよ
失くしていいよ 失くしていいよ本心なんて
口をついただけのさびしさ
悲しかったんだねそれでいいよ 失敬な奴等に
正しさなど聞いてみてもみんな笑うだけさ
そっと今だけは 聴いてくれるか
無愛想に 無視して来た 心を
「歌詞のようなブログ」
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