フレグラント・オリーブ
0■フレグラント・オリーブ
スカートのプリーツが雨を誘う
わざと明るい私 意地なの
こうして握る 手と手は近くても
それぞれの夜明けに気持ちはふれて
今なら思いあたる いくつかの偶然も
そうね みんな 彼女につながる
もう私の目を見て話せない あなたがそこにいる
さよならってどう言えばいいの フレグラント・オリーブ
せまい会社で 会うたび 胸痛めても
会釈して微笑むぐらい平気よ
ぎこちなくその胸にしがみついた
髪のトリートメントひんやりするでしょ
ビーズのネックレスが 涙ぐんで光る
フラれてあげる いたいけなままで
宙ぶらりんの サンダルがかなしい 責めてもこみ上げる
切なさだけが立ち込めている フレグラント・オリーブ
「歌詞のようなブログ」