美しい死
0■美しい死
どす黒い現実に
囲まれて
ベルが鳴る
Show Time
腐敗するかなしみに
スカートが
色を添え
喪に服す
私が空気でいたのは
教室でも社会でもない
まぎれもなく あなたの胸のなかでだけよ
私じたい粗悪品だったから ブッサイクね
それでもあなたにさよならやっと言える時
屍の上に 犠牲といっしょに
私ははじめて生きる
美しい死と共に
国分寺駅あたりは
あの頃の
空気が
まだ残る
胸にデュープした場面
なつかしい
怪我して
愛知った
私がもがいていたのは
正しさという狂気だった
きっとそうよ あなたが教えてくれたのね
どんなに泣いてもくちべにひとつで 変われるのよ
あなたのデタラメなやさしさに決着つける
私は私の 歴史と平和を
きざんで更新するの
美しい死をぬいで 私
「歌詞のようなブログ」
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