レストラン日誌
0■レストラン日誌
そのためのスーツだし
誂(あつら)えたドレスだし
一緒に出かけるための
食事する時間(とき)用の
言葉づかいだったり
不意のエスコートだったり
ふたり目と鼻と舌で
どこへでも出かけゆく
食べることは大事
ひととしての在り方
消えてなくなるものに
すべて惜しまない
ご馳走は胃袋を満たす宝石
ふたりはエキセントリック
旧いコメディを観て
すこし街を歩こう
お腹が空いてきたら
レストランはお出迎え
コネクションを駆使して
情報交換の末に
紳士は大事な人の
席を引く 夜のInvitation
食べることに通じる
ある意味 美へのたしなみさ
たまにはシェフの仕事に
舌鼓み打とう
ふん発した夜 きみがいたから
ふたりはエキサイティング
テーブルにきみさえいたなら
よかったのに 今も
La La La
「歌詞のようなブログ」