僕たちは二度とこない雲
0■僕たちは二度とこない雲
わたしを振る度胸もないの?
きみがそう言い放ったとき
潮風が凪いでしんとするよ
こんな想いは一生ない
逆さコップの水はこぼれた
表面張力ない僕らには
さよならの重力だけだね
気まずくて電話スクロール
夏のサンダルの熱さ まだ胸にのこるけど
降りてくる サンセットの緞帳(どんちょう)
なぜだろう 気持ちだけが離れてく
Oh Daring 僕たちは二度とこない雲
さよならの意味を知ってるの?
きみは呆れた顔をしてる
心の頁(ページ) 区切りつける
栞(しおり)があるなら欲しいよ
テレビ電話でしたこととか
トイレ一緒に入ったこと
在来線乗り継いだり
気づいたら夢精したり
誰でもよくなかったよ だからきみを選んだ
でもみんな 感光紙 うすれる影
こんな馬鹿 どこにもいないよね
Oh Daring ジーンズの 裾擦り切れて
夏のサンダルの熱さ まだ胸にのこるけど
降りてくる サンセットの緞帳(どんちょう)
なぜだろう 気持ちだけが離れてく
Oh Daring 僕たちは二度とこない雲
「歌詞のようなブログ」