Miraculum
0■Miraculum
雲の階段を ラインダンスたち
帽子とステッキを手に
おんなたちがチップをはずむたび
おとこたち陽気に服を脱いでゆく
自動鍵盤が奏でる
アラビア模様の夜
きみをさっきから見ている
あのコートの男は
男娼たちのパトロネージュ
Miraculum 唇にアクセサリー
俺の唾液 きみに似合うよ
俺の愛し方は 不届き者らしく
ベルべットのこの腕で きみを砕く
悲喜交々 踏み外す人生
インクで刷られた紙幣で
死は平等にしあわせは
不平等に訪れる
きみのくるぶしを浸すは
賛美・抱擁・接吻 (キス)さ
場末に咲くアリアドネー
Miraculum 他のおとこに抱かれる
妻に興奮 するやつもいる
俺の生き方は 馬鹿げているだけさ
世の馬鹿とは違うのさ 愛は無慈悲
大理石の床
こころを踏みつぶしてく
きみをまた招待するよ
「歌詞のようなブログ」