夜行性
0■夜行性
一緒にエレベーターに乗り込んだら
みんなに一勢にジロジロと見られた
他のひとたちからすれば僕たちは
デリヘルと客そんなふうに見えただろう
渋谷の夜空に うっすら貼りつく星座
ひとりずつ降りてゆく 僕たちだけ残し
香水と生理の匂いさせて ほらケータイばっか見て
ゲームにご執心の君 女子中学生かよ
スナック菓子をたべてる時の
この角度からの 君は可愛くみえなくもない
"抜けた"と思うとき宇宙に飛ぶ 僕らは夜行性
ヌードルがのびてるよ 油断すんなよ
君にはわからない 深い意味のメタファーさ
口喧嘩という ツールも使えなくなって
さいごの良心ってやつに基づきたい
不発弾処理班 アンチで居続けたいね
踏み外しゃ生きちゃいけない ヒトケモノみちだよ
あすに夢なんか見ていなくても 底辺くすぶっても
下等動物だなんて言わせない 高貴な狂人さ
瞳に星の粉が降るから
うるうる来ている コンビニの新商品に似て
手にとって見つけてもらいたいだけ 僕らは夜行性
自分をどう咲かせるかなんて
そんなことばっか考えても どうせぶっ壊れんでしょ
てか、僕たちって…
「歌詞のようなブログ」