ビエンベニード デ ヌエボ
0■ビエンベニード デ ヌエボ
近づいてくる影だけで
それが誰かわかるのさ
忍びよってくる気配で
それが奴だとわかった
溜まり水に 孑孑(ぼうふら) わく
瓦礫(がれき)の街はかたむく
産み月の女から漏れる
蒼い月影がただよう
砂利(じゃり)を踏みしめる
月日が後ずさりする
お前は上を見る 俺は下を見る
ビエンベニード デ ヌエボ さて今夜何が起きるか
昔なぐられた仕返しに
クズだった頃 取り戻しに
お前が凱旋してきても
出むかえるひとなどいない
いきなりお前の
靴が俺の靴を踏む
お前はツバを吐き 殴りかかるよ
ビエンベニード デ ヌエボ 月はどちらを照らすか
妹が辱められて死んだのも 俺のかおが
こんなに焼けただれたのも
お前のしわざ
ビエンベニード デ ヌエボ
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