言わぬがわかれ
0■言わぬがわかれ
ポンポンルージュ
くちびるに 咲かせて
ふと夜化粧すれば
白と黒とを
切り裂いて あの日の
夜行が走る
いいことしかありませんでした
そんな北の女はあたたかい雪
ひとりの寝酒の 夜ふかしは
枕にひろがる波音
ただ聞いている
言わぬがわかれというもんさ
言わぬがわかれ そうさ
早起きカモメ 追い酒で
寝坊させてヨ
ゆきずりの男と
二度寝とシャレこもうか
つめまで痩せて
しどけないしぐさ
もともと誰も独りよ
愛想なしの
薄情ものさ
女はかれても女
あなたの骨 根付けにしている
そういうことにしたい そんな心ね
それとはなしにすべてがあるの
綰(たが)ねた髪をほどいたら
そこは暗闇
言わぬがわかれというもんさ
言わぬがわかれ そうさ
いいことしかありませんでした
そんな北の女はあたたかい雪
ひとりの寝酒の 夜ふかしは
枕にひろがる波音
ただ聞いている
言わぬがわかれというもんさ
言わぬがわかれ そうさ
「歌詞のようなブログ」
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