ワルツはもう誰とも踊らない
0■ワルツはもう誰とも踊らない
僕の兵は皆 君に投降した
どうせなら悲しみも楽しむ気さ
生きることは痛みと言うけれど
誰かと軽口叩くのも生きることさ
もう思い出はふりむかない
抱きしめてもきみはいない
誰よりも明るい執念で 王冠は落ちる
休日の予定もあえて入れはしない
ワルツはもう誰とも踊らない
時はせわしなく molto allargando
ワルツはもう誰をも愛さない
ただひとりのキャヴァリエ
口から星があふれても
別れてくひとのなかに自分もいる
今があればそれでいい 心底思うよ
放蕩(ほうとう)の日々 好きにするよ
Sad Surprises そんなのいらない
階段に巻きつき 旋律のない音楽(おと)が
きみのまぼろしに零(こほ)れてゆくけど
ワルツはもう誰とも踊らない
時は気ぜわしく molto allargando
ワルツはもうからっぽにただよう
飲みほしたフルートグラスに
ありし日がたちのぼる
昔サロン仲間の 内ゲバもさんざめく Ah
ゴシップ・ギャラリーにもうんざり
誰よりも明るい執念で 王冠は落ちる
休日の予定もあえて入れはしない
ワルツはもう誰とも踊らない
時はせわしなく molto allargando
ワルツはもう誰をも愛さない
ただひとりのキャヴァリエ
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