已んぬる哉(やんぬるかな)
0■已んぬる哉(やんぬるかな)
釈迦が岳に八剣山 転法輪岳
糸雨(しう)のむこうの湖は鉛(なまり)
来た道戻るわけじゃない これからふたりは
女の山と男の山を 降りてゆく
怒れ 燃える 木々の葉たちよ
ここで死のうとあなたは言うけど
遮(さえぎ)るように
百舌鳥(もず)が一声鳴いたあと
僕はあなたの目を見て言う きみとは終わった
若き日には若さはすぐ 消えると知らず
そう気づく頃は すでに若くもなく
傷つくことからも おそわるものある
くるしみから与えられるものもある
消える まぎわ 大きくゆれる焔(ひ)
心なんて不埒(ふらち)なものに
売られて買われて
ふたりどうしてくれようか
あなたを嫌ったわけじゃない 何もかんじないだけ
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