サッド・ラブ
0■サッド・ラブ
声を落とし あなたに言うわ
通り雨で済めばよかったの?私たち
この肩に さり気なく おかれた
あなたの手をわたしは ふりほどく
涙がでる いくどとなく
ひき裂かれてく最後の誓い
きりがないほど 信じても
うたがうことに 目覚めるだけ
愛がふたりを隔ててゆく
かなしみの意味さえちがう サッド・ラブ
稲光りが切り取った影ふたつ
かなしみの戦慄におびえてた部屋で
散らばった 使い切ったカード
わかってくれないあなたに 身がすくむ
顔をあげる これがチェスなら
すべての駒を 倒せば済むわ
でもふたりは ゲームじゃない
これ以上は もうあとがない
ちがう未来に はこばれてく
そんな予感さえ 本当になる サッド・ラブ
誰がさばく 法廷には
誰もいないわ さよならという
狂気がたちこめるだけよ
だってわたしも証言しない
しあわせという名の偽証
愛をたがえてゆくだけの サッド・ラブ
「歌詞のようなブログ」
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