ビエンベニード デ ヌエボ
0■ビエンベニード デ ヌエボ
近づいてくる影だけで
わかるやつがいつのさ
忍びよる気配でそうさ
まさにそれが今夜だと
にごり水に 孑孑(ぼうふら) がわく
この街はそっぽ向く
産み月の女から漏れる
蒼い月影ただようよう
ビエンベニード デ ヌエボ
いいべべ着てるだけで
あの頃のおまえと変わりゃしない
月日が後ずさりする
お前は上を見る 俺は下を見る
時の断罪を受けろ ビエンベニード デ ヌエボ
お察しさ その魂胆は
成り金の凱旋か
ふるびたまちの時計台
そう昔を指したまま
どれだけクズか競った
どっちが小便遠く
飛ばすかなんてこと
お前とふざけてやった
ビエンベニード デ ヌエボ
いきなりお前の靴が
俺の靴を踏むと 砂利にめり込む
お前は笑っている
この街のひとびとは 貧しさが誇り
月はどちらを照らすか ビエンベニード デ ヌエボ
辱められた妹のサンダルが
息絶えたのも
俺のかおが
こんなに焼けただれたのも
ビエンベニード デ ヌエボ お前だ
償ってもらおうか
「歌詞のようなブログ」
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