落下傘
0■落下傘
順延された試合は中止になった
競技場に雨の歓声
次々くり出す色彩はやがて
胸を白く潜ませていった
君はどうなの どうって?別にって
そんなふうに 僕たちは 究極的なものから
安易なものを選び身を染めてった
△急き立てても 届かないまま
想いのパラシューターが しみるぜ
白昼の花火 胸に幾つも上がる
幸せは存在しなかった 存在するのは
思い込みの軌跡
この悲しみは僕だけのもの
宇宙にめがけ 僕はただ叫んでゆく △
開運ネコがいてくれた時はきっと
何もかもうまくいってた
予感や気配に自惚れたつもりで
ご都合主義で僕らは生きていた
運命からの 連絡表がふと
来なくなって 濃縮された 毒気な瞳で
わざとらしく笑った 人間トーテムポールだ
足手まといさ 発火装置は
ぐちゃぐちゃにまるめてる 感情
白昼の花火 もう僕らに言ってやろう
そっとさよならに落ちてゆこう 反目しながら
ふたりの目にいない
相手にしない 愛するというものが
決して死んだと 思わせぬくらいに
△くり返し
「歌詞のようなブログ」
」
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