鷗
0■鷗
私は一羽の鷗だった
ぎらつく 残酷な
あなたの海が
好きだった
私はひとりの娘(こ)になった
刺すような まなざしの
あなたの波に
抱かれた
はじめから終わる恋
あなたと想いを遂げたら
鷗にもどらなければならない
この悲しみをうばわないで
この悲しみには あなたがいる
想いからひとは生まれ そして
願いを 伝えては
希望を託(たく)す
今わかる
私の長い髪を巻きつけ
あなたを このまま
縛りつけたい
そう願う
終わりから愛してた
あなたが本気になる前
あなたの腕を抜けた 夜明け前
この悲しみをうばわないで
この悲しみには あなたがいる
一羽の鷗はあなたのまわりを
舞って消えた
「歌詞のようなブログ」
」
シャンソンランキング