Coffeeにライ・ウイスキー
0■Coffeeにライ・ウイスキー
ぼくには風俗嬢と同じぐらいの
やさしさで接してくれたらいい
ぼくは俗なやさしさなんかには
ちっともなついたりなんかしない
好かれようとして嫌悪されるひとに
きみにはなってはほしくないんだ
ちっともまともじゃなくっても構わない
むしろきみはまともにはなれない
賢く生きようなんて思った途端
うらぶれてしまう
サイフォンが音たてる
あの人の言葉がうかぶ
深夜とぼくは仲間さ息が止まるほど
生きることは一枚の美しい絵
人びとが足を止める頃には
つぎのシーズンの準備をはじめる
若さにラリってるうちに急に歳とる
まだぼくは急ぐよ
この世のどこかにあの人が
生きててくれること感謝してる
あの強引な愛し方 激しい見つめ方
単純な思考停止で
従順に堕ちる人を
多く見てきたと笑った
あの人のウインドウ・ディスプレイを
ここから見ている
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